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Igniter RIKIYA(前編)

2019/10/01

初めてのマインドフルネス

戸惑い、向かい合い、そして習慣へ(前編)

キックボクシングを始めたきっかけ

 

 

Interviewer(以下:I): ボクシングを始める前はサッカーやフットサルを長くやっていたようですが、どれくらいやっていたんですか?

 

RIKIYA(以下:R):サッカーは小学5年生から中学卒業するまで地域のクラブチームと部活でやっていました。その後高校入学までの短い間ですが、フットサルをやって県大会で3位入賞することが出来ました。

 

I:そうなのですね。ではキックボクシングを始めたのはいつですか?

 

R:サッカーを引退してからなので、中学3年生の夏頃です。

 

I:何か始めるきっかけがあったんですか?

 

R:はい!格闘技好きの友人がいたのですが、その友人のお母さんに「キックボクシングやってみれば?」と言われたのがきっかけで、面白そうだと思ってキックボクシングを始めました。よく昔のビデオを借りて観ていたのですが、その中でも魔裟斗さんは憧れでしたね。試合を観たり、自伝書なども読んでいましたし、僕の中ですごくかっこいい存在でした。

 

I:近くに格闘技ができるジムがあったのですか?

 

R:その頃茨城県に住んでいたのですが家の近くにジムがなくて、中学3年生から高校2年生くらいまでは、千葉のジムまで1時間くらい電車に乗って行ったり、母の通勤ついでに送ってもらったりしていました。その後は家から車で20分くらいのところにジムが出来たので、高校3年生までキックボクシングを続けていました。

 

I:RIKIYAさんは「負けず嫌い」という印象があるのですが、今でもキックボクシングを続けているのはそこも何か関係しているのでしょうか。

 

R:そうですね。というよりは、キックボクシングしてる時に頑張っている自分が好きですね(笑)。

 

I:なるほど。キックボクシングって集中したり没頭してるイメージですよね。

 

R:確かにやっているときは何も考えていないですね。例えばプライベートや仕事などで嫌なことがあったとしても、動いている時は忘れられるので、ひとつの精神安定剤になっているかもしれません。普通の運動と比較するわけではないですが、キックボクシングって結構ハードじゃないですか。だから無の状態に入りやすいスポーツの1つなのかなぁと思いますね。当時はただかっこいいなぁ、こうなりたいなぁと思う一心で、実はプロになりたいと思っていました。

 

 

 

 

I:プロになりたかったのですか?

 

R:そうですね。高校3年生の時、大学に行かず就職しようと考えていました。諦めなければプロになれていたかもしれませんが、当時の自分の実力ではキックボクシングで食べていくことは出来ないから、趣味で続けていこうと決めて別の仕事に就職しました。

 

I:何に就職したんですか?

 

R:その頃はまだフィットネスの仕事をするという発想がなかったので、身体を動かせて、ある程度生活をしていけるくらいは稼げて、趣味も出来るような仕事に就きました。ですが、仕事に対してのやりがいを感じる事がなかったので、仕事を続けることが難しい時期もありました。

 

I:今BurnesStyleで働いているきっかけは、やっぱり身体を動かしたかったからですか?

 

R:きっかけはハッキリしていて、キックボクシングと魔裟斗さんです。先程もお伝えしましたが、当時から魔裟斗さんに憧れていたので、選手としてではなくてもキックボクシングを通してあの憧れの魔裟斗さんと関われる!と、すごくいいなと思って応募しました。

 

I:運命を感じましたか?

 

R:求人広告を見た時は、ここだ!ってなりました。例え落ちたとしても、何回でも面接を受けると決めていました。今まで仕事のやりがいが見つけられなかったのですが、ここでなら見つけられそうって思ったんです。

 

入社前後の体型変化

 

 

I:入社前は、体形が今とは違ったと伺ったのですが、どのくらい変わったのでしょうか。

 

R:8~10kg痩せましたね。

 

I:そんなに変わったのですね。入社前と入社後では何が違ったのでしょうか。

 

R:入社前も身体は動かしていたのですが、好きなものを食べる生活をしていました。入社してからは身体を動かす時間が前よりも増え、食事にも気を付け始めたのが大きかったです。やっぱり食事は大切だなと改めて思いました。美しい身体を目指して作り上げるためには、運動はもちろん、食事も意識して過ごすことが大事ですね。

 

I:食事はどのように気をつけたら良いのでしょうか。

 

R:色々な食事法を試してみました。炭水化物を抜いてフルーツメインの生活をしていましたが、炭水化物抜きダイエットは身体のバランスが崩れてしまうので個人的にはあまりオススメしません。他にはプチ断食をしていました。女性は12時間から14時間くらいのプチ断食がおすすめです。

 

I:それくらいだったらできそうですね。

 

R:もちろん断食の時間プラス、バランスの良い食事を心がけることが大事です。今は安定していて、玄米や胚芽押麦を白米と混ぜて食べたり、野菜を取るようにしています。飲み物は水を飲んでいます。炭酸飲料の甘いものなどはあまり飲まなくなりました。

 

I:習慣にしてしまえばできそうですね。

 

R:そうなんです。あとはお肉だけ食べ続けると老化が進むと言われていますので、お魚やフルーツなども摂るといいですよ。

 

I:食事のアドバイスが欲しい方はぜひRIKIYAさんにという感じですね。

 

R:僕はとにかくバランスが大事だと思っています。何かひとつを抜くのではなくて、全部のカロリーを抑えれば問題ありません。ぜひ気になる方はいつでも聞いてください。

 

 

 

 

マインドフルネスとの出会い

 

 

I:入社前のRIKIYAさんはマインドフルネスというものをご存じでしたか?

 

R:いえいえ、全く知らなかったです。

 

I:マインドフルネスというものを知ってどう思いましたか?

 

R:入社してすぐに会社全体の入社研修合宿があって、マインドフルネスについて教えていただける時間がありました。シンプルに「これは素晴らしい、やった方がいいもの」だと思ったんです。

 

I:素直にいいものなんだな、やってみようと思ったんですね。そのあとすぐ習慣にされていたんですか?

 

R:そう思いますよね!今は習慣となっている僕ですが、実は入社して半月くらいはやっていなかったんです。その後BurnesStyleでも研修が行われ、インストラクターとしてMindfulnessWorkoutをお客様へ提供していきます。という話があったときに、僕がお客様の立場だったら、実践していない人に教えてもらいたくないなと思い、そこからは続けていますね。

 

I:習慣にするコツはありますか?

 

R:朝起きて、家に帰って、お風呂から上がってなど、同じタイミングや時間でやると習慣化されやすいですよ。因みに僕は、朝起きてからと、仕事の休憩時間と、お風呂上がりにやってます。

 

I:時間はやっぱり長い方がいいんですか?

 

R:僕も行い始めた当初は短かったですし、徐々に増やしましたよ。興味本位で10分間マインドフルネスをしてみたんです。個人的な感想なのですが、長い方がいろいろな気付きが出来ました。呼吸だけに意識を向けますが、仕事のことやプライベートなことが浮かんできたり、小さいころの思い出が浮かんできたりしたんです。そういった中でも、「あ、思い出した、呼吸に戻そう。」と繰り返していくと心地良いという感覚になりました。そこからは10分がベースになっていますね。

 

 

I:いろいろな気付きで見えてきた自分はありますか?

 

R:焦らなくなりましたね。あとは自分を好きになってポジティブになれました。ネガティブな感情ももちろんありますが、そこでネガティブループに陥らずに、「自分は今何が課題なんだろう」と、一歩引いて落ち着いて考えられるようになりました。

 

I:ネガティブというのは例えばどんなことですか?

 

R:運動しようと思っていても、そこに行くまでがめんどくさい等、本当に良くありそうな小さなことです。でもそこで留まらずに切り替えられるようになりました。イラっとすることももちろんありますが、イライラに支配されなくなりました。ずっとイライラしていると疲れますし、周りにもよくないじゃないですか。前に比べて感情のコントロールをしやすくなりましたね。やってみないとこの感じは伝えられないと思うので、ぜひ1度試してみてください。特に女性はホルモンバランスの関係もありますからね。自律神経が整いますし、幸せホルモンのセロトニンなども分泌されますよ。

 

 

 

 

 

Igniter RIKIYA

千葉県出身

10歳から15歳までサッカーを習う。それ以降は15歳からフットサルを始め、県大会3位入賞。同時期に魔裟斗選手などのK-1選手に憧れキックボクシングを始め、アマチュアの試合などもしていた。キックボクシング経験をいかせる仕事、本気でやりたいと思う仕事を探しBurnesStyleへ入社。現在に至る。

 

 

 

 

 

 

 

 

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