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【Mindfulness Listening】

2020/11/15

 

 

 

皆様は普段、人の話をしっかりと聴けていますか?

しっかりと聴いているつもりでも、忙しく過ぎていく日々の中で、実は自分が思っているほど聞き取れていないことがあるかもしれません。

 

 

今回は聴くことに集中する【Mindfulness Listening】のご紹介と共に、

普段の【聴く】という行動に、より深く意識を向けて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

人の五感は【触覚・聴覚・視覚・味覚・嗅覚】の順で形成されます。

聴覚は早い段階から機能し、胎児は母親の心臓音を聴きながら成長します。

人間にとって、【聴く】ということは心にも大きく影響するほど大切なツールなのです。

 

ですが、多忙な日々の中で、人は「聴く」ということを忘れてしまうことがあります。

急いでいるときや怒っているとき、感情に支配されているときはどうしても相手の話を最後まで聞くことができなくなってしまいます。

そして、それが原因で些細なミスをしてしまったり、誤解が生じてより問題を大きくしてしまうなどの悪循環を招きます。

 

 

そのような時にこそ【Mindfulness Listening】が有効です。

【Mindfulness Listening】とは、全ての作業・思考を一旦止めて、だだ【聴く】ことだけに集中するのです。

 

 

 

 

 

 

普段、人は会話をします。会話はお互い言葉を交わしているため、途中で遮られ全てを話せないことも少なくありません。

そうなると、穏やかに話しているときでも自分が本当に伝えたいことを伝えられていなかったり、相手が本当に言いたいことを「理解したつもり」で実は食い違っているかもしれません。

【Mindfulness Listening】で聴くことだけに集中することで、普段聞き逃してしまっている相手の言葉をしっかり聞き取ることができ、それによって相手が伝えたい本質に気づくことができます。

 

 

まずは身近な人と一緒に「ただ相手のはなしを聴く」ということを行ってみてください。

 

ここで重要なのは「ただ聴く」ということ。

 

・初めに時間を決め、その時間は相手だけが話します。

・あいづちやうなずくこともせず、「聴く」ことだけに集中します。

・感情移入もしません。相手に共感も否定もせず、ありのままを受け入れます。

・時間以内に相手の話が終わったとしても、Mindfulness Listeningは続いています。

 

今はまだ相手の時間です。こちらは口を開かず、沈黙を楽しみましょう。

 

 

 

普段、何も反応をせずただ人の話を聴くなんてことはなかなかないと思います。

始めは照れ臭かったり、戸惑ってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

しかし、この【Mindfulness Listening】を繰り返し行っていけば、日常の会話でも自然と相手の話を聴きいれるようになり、相手への理解が深まるようになります。

 

 

相手への理解が深まれば、より的確な意見を話し合うことができるので、今まで意見が合わなかった相手とも打ち解けられたり、お互いが譲歩し合える対談にできるかもしれません。

 

 

 

どんなことから始めても構いません。

川のせせらぎ、木々の揺れる音、お気に入りの音楽…

 

 

 

 

先ずは集中して音を聴くことを覚え、それを習慣化し、人との会話でも活かせるようにしていきましょう。

 

あなたの日常が、より豊かになるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

TRIAL LESSON